有馬記念の予想

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有馬記念と言えば、中央競馬における1年の締めくくりとなるG1レースです。誰もが予想を当てたいレースではないでしょうか。そんな有馬記念を予想する上で、頭に入れておかなければならないことがあります。

有馬記念に出走する馬たちは今年1年の中央競馬を象徴する馬たちです。皆さんもきっと予想で頭を悩めた馬ばかりではないでしょうか。こうした馬たちは、当然ですが秋のG1戦線を使われています。3歳牡馬なら菊花賞、3歳牝馬なら秋華賞を使われています。古馬なら天皇賞(秋)、ジャパンカップを使われているケースも多いでしょう。牝馬ならエリザベス女王杯に出走しているケースもあるかもしれません。この点は予想に大きく影響を与えます。

レースを予想する上で注意しなければならないのは、出走馬たちはその秋シーズンで目標としてきたレースはこうした有馬記念よりも前のレースであり、初めから有馬記念という訳ではないという点です。つまり天皇賞(秋)やジャパンカップで一度目一杯に仕上げられている分、有馬記念では100%の状態で出走出来るのではないということを、有馬記念予想の段階で頭に入れておく必要があります。秋シーズンを戦ってきた余力で有馬記念にも挑む、という前提で予想すべきではないしょうか。この為、天皇賞(秋)やジャパンカップで活躍した馬を素直に信頼するような予想をすると、有馬記念では思わぬ痛い目に遭うケースがあります。

また秋シーズンの主戦となる東京競馬場、京都競馬場は直線の長いコースということで知られており、予想をする上での常識となっています。一方、有馬記念が行われる中山競馬場は直線が短く、小回りコースということで競馬予想をする人の間では知られる競馬場です。直線の長いコースで、その直線を向いてからの力比べでの結果を、そのまま有馬記念の予想に持ち込むと、後方から追い込んだ馬が直線で「届かない」といった事態に見舞われることがあります。小回りコースの予想には「実力」の他、「器用さ」も求められるのです。それが有馬記念における予想では重要視されるのです。

有馬記念では多くのファンには予想できない、思いがけない波乱の結果となるケースがしばしばあります。こうした波乱の原因が、各馬が秋シーズンの余力で戦っている点、そして小回りコースの対応力にあり、この点を多くのファンが予想の時点で読み切れていないのではないかと思っています。有馬記念予想の際にはこうした点を頭に入れておきたいものです。